1954-05-28 第19回国会 衆議院 労働委員会 第28号
○立川参考人 帝国酸素の労使間におきましては、昭和二十三年の秋に失効した労働協約が、かつてあつたわけであります。その当時におきまして、さらに一年間効力を延長したいという労使間の意見が一致いたしましたので、二十四年の秋まで労働協約がございました。それによつて二十四年の秋に失効いたしました後は、会社側は労働協約を締結する意思がないということを表明したのであります。しかるに、二十五年の暮れになりまして、帝国酸素
○立川参考人 帝国酸素の労使間におきましては、昭和二十三年の秋に失効した労働協約が、かつてあつたわけであります。その当時におきまして、さらに一年間効力を延長したいという労使間の意見が一致いたしましたので、二十四年の秋まで労働協約がございました。それによつて二十四年の秋に失効いたしました後は、会社側は労働協約を締結する意思がないということを表明したのであります。しかるに、二十五年の暮れになりまして、帝国酸素
○立川参考人 私、帝国酸素株式会社労働組合総連合中央副委員長立川一郎でございます。私の申し上げたいことは、帝国酸素におきましては、会社の特殊な事情、すなわちこの会社はフランスの資本が大部分を占めておつて、日本の資本はわずかに五%しかないわけであります。従つて、経営はまつたくフランスの独善独裁に行われておる。それが、あらゆる面において大きな反響を与え、これは会社の経営面——この点においても帝国酸素は、